体循環・肺循環の経路

体循環・肺循環の経路、循環のメカニズムを図解説

◆体循環・肺循環の経路の解説(もくじ)

◆体循環の経路をチェックしてみよう!

 体循環は全身を巡りながら栄養や酸素を送り届けるだけでなく、色んな大切な役割をもっていたんだぁ。
 血液を温めたり、ウイルスや細菌をやっつけたり、とっても重要な循環システムだったんだね。

 そうだね、全身を巡る体循環は幾つかの経路を持っていてね、体中の組織や臓器を巡って心臓に戻ってくるんだよ。
 肺循環と比較するとその経路も長いことから大循環とも呼ばれているんだけどね、とっても強力な心臓のポンプ作用で血液量を大量に送り込んでも、再び心臓に戻ってくるまでに約20秒程度の時間がかかるんだ。

※体循環システムは1周あたり約20秒程度の時間がかかる

 へぇ〜体循環は20秒くらいかかるんだ。でもこれって長いのかな?短いのかな?なんかイメージがわかないなぁ・・・・

◆体循環の経路のまとめ

 体循環が1周20秒程度の時間がかかるのはね、体循環のサイクルの中で多くの経路を通るからなんだ。

 体循環のスタートは、まず左心房で受け取った血液を左心室のポンプで全身に送り出すことから始まるんだ。(下の図@)

 左心室は強力なポンプで大動脈へ血液を送り込む。この時、1回の収縮で血液が送り込まれる血液量は約60ミリリットル〜80ミリリットル前後。

※心臓が1回の収縮で送り出す血液量は60ミリリットル〜80ミリリットル前後

体循環・肺循環の図(イラスト図)

 左心室から血液を受けた血液は大動脈へ勢い良く流れこんで行く。尚、この血液は、各エリアに枝分かれしながら中小動脈へ流れ込み、全身の毛細血管へ流れ込んでいくんだ。

 毛細血管は細胞組織に酸素や栄養を送り届け、同時に二酸化炭素や生命活動で発生した代謝産物や老廃物などを回収し中小静脈へ流れBの大静脈(下大静脈)を通って心臓のC右心房に戻ってくる。

 これが体循環の基本的な経路なんだよ。

※体循環の経路のまとめ
@左心室⇒A大動脈⇒B中小動脈⇒C毛細血管⇒D中小静脈⇒E大静脈⇒F右心房

 体循環の経路は少しずつ細い血管へと流れていって、細胞に酸素や栄養を送り届けた帰り道では少しずつ太い血管へ戻っていくんだね。