赤血球の働きを学ぶ

 今日は赤血球について学習するのかな?赤血球は名前の通り赤いもの。血液の中に入っている成分なんだよねぇ。

 そうだね、赤血球は血液の中に含まれているとっても重要な3つの成分の中のひとつなんだ。

 3つの成分?

 そう、ポンちゃんも赤血球と白血球、そして血小板という言葉を聴いたことがあるよね。

 うん、赤血球も白血球も学校で習ったことがあるよ。でも血小板っていうのは聞いたことがあるような気もするけれど、まだ習ってないような気もするな。

 血小板は血液を固める成分のひとつ。
 血小板も白血球もとても重要な成分のひとつであることには変わりないんだけどね。
 ただし今回は血液細胞の中でも、その比率が全体の約99%を占めると言われている「赤血球」の働きや割合、そして赤血球が少ない時はどのような状態になっているのか?などについてチェックしていくよ。

 赤血球が少ない時?99%もあるのに少ない時なんてあるのかなぁ?でも今回も楽しみ♪

赤色骨髄は1秒間に約200万個もの赤血球を作り出す

 ねぇドクター。赤血球って血液の赤い成分のことでしょ?この赤血球ってどこからやってきたの?

 おっ!早速質問だね。赤血球は確かに血液の赤い成分のこと。
 血液が赤いのは誰もが知っているけれど、この血液が赤色に見えるのは赤血球が含まれているからなんだね。
 そしてもうちょっと細かく内部を見ていくと、赤血球が赤い色をしている原因であるヘモグロビンという成分にたどりつくんだ。

 ヘモグロビン?

 そう、このヘモグロビンは赤い色素を持つ組織で、血液中にこのヘモグロビンの濃度がたっぷり含まれるようになると、血液は鮮やかな赤い色となりヘモグロビンの濃度が低下するとやや暗い赤色を帯びるようになるんだよ。

※赤血球内のヘモグロビン濃度によって血液の色は変化する

 ではまず赤血球がどのように産まれてくるのか?赤血球の誕生の場面からお話を進めていくことにしようか?

 うん。

 赤血球はね、血液細胞のひとつ。これは白血球も血小板も同じ。
 そして、この血液細胞を作り出しているのが「赤色骨髄」と呼ばれる場所なんだ。

※赤血球が作られている場所は赤色骨髄(せきしょくこつずい)

 赤色骨髄?聞いたことないなぁ・・・・

 うん、でも骨髄という言葉は聞いたことがあるかもしれないよ。特に骨髄バンクという言葉は耳にしたことがあるかもしれない。
 赤血球が誕生する場所でもある赤色骨髄は骨の中心部分にあるんだ。

 じゃあ、体中の骨から赤血球は作られているの?

 そうだね、体中にある骨は毎日毎日たくさんの血液細胞を作り出しているんだよ。
 そしてこの赤色骨髄が赤血球を作り出すスピードは、実に1秒間に約200万個もの赤血球…(⇒続きを見る)

赤血球の増加と減少について

 ねぇドクター。赤血球の数はとってもたくさんの数があるのはわかったんだけどね。1秒間に200万個も赤血球が作られ続けていたら体中赤血球だらけになってしまうような気がするよ。
 そんなにたくさんの赤血球を作ってしまっても大丈夫なの?

 うん、確かにそうだね。
 赤血球はほぼ休みなく赤色骨髄から大量の赤血球が絶えず生産されている。
 赤血球がとても多い人に発症する疾患の代表として実際に「多血症」と呼ばれる病気もある。
 でもね、赤色骨髄からつくりだされた赤血球の細胞が全て生き残るわけではないんだよ。
 血液循環の途中で亡くなってしまったり、逆に赤血球の製造が上手にできなくなる時もあって血液中の赤血球数が減少してしまうようなケースもあるほどなんだ。
 そしてね、赤血球には我々と同じように寿命…(⇒続きを見る)

赤血球数減少時は貧血症の可能性も

 ねぇドクター?もし病院とかの血液検査をした時に赤血球が少ないよ!と言われたらどうしたら良いの?

 うん、いい質問だね。
 もし血液検査などを行って基準値の範囲を下回っているような場合は、真っ先に「貧血症」の可能性を検討していくことになるんだ。
 貧血症は女性に多く発症すると言われる疾患のひとつでね、「再生不良性貧血症」など様々な要因が関与して貧血症を発症しているケースがあるんだよ。

※赤血球が少ない場合は貧血の可能性を検討する

 じゃあ赤血球数が少ないと診断された場合は、貧血にならないように対処…(⇒続きを見る)

赤血球の大きさと構造を見てみよう!

 ねぇドクター。ここまで赤血球について色々見てきたけれど、実際に赤血球ってどんな構造をしているの?
 大きさやイメージがわかないんだけど…

 赤血球の構造についてだね。
 では一度赤血球の大きさや構造についてここでチェックしてみようか?

 は〜い!

 まず赤血球の大きさについて。
 赤血球の大きさは毛細血管とほとんど変わらない程度のとっても小さなサイズで、直径は約7〜8マイクロメートル。厚さは約2マイクロメートルのサイズで円盤状の形態。
 だからね、赤血球が大動脈から中小動脈を通り毛細血管に辿りついたとき、赤血球は毛細血管内で1列に並んで酸素を運搬するんだよ。

※赤血球は毛細血管内を規律正しく1列に並んで進む

毛細血管と赤血球(イラスト図)

 赤血球の大きさは毛細血管のサイズとほとんど同じサイズ。そのため、ぎりぎりの幅しかない毛細血管部分を進む時には自らの体をよじったりしながら血管…(⇒続きを見る)

  • 赤色骨髄は1秒間に約200万個もの赤血球を作り出す
  • 1つの赤血球に含まれるヘモグロビン分子は約2億5000万個
  • 赤血球の増加と減少について
  • 赤血球の平均寿命は120日前後
  • 赤血球数減少時は貧血症の可能性も
  • 赤血球を増やすには?
  • 赤血球の大きさと構造を見てみよう!
  • 赤血球の形状をイラストで見てみよう!
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