心臓の仕組みと働きの解説

心臓の仕組みと働きの解説。心臓の大きさってどのくらい?一生の間に心臓が動く回数は何回くらい?

◆心臓の仕組みと働きの解説(もくじ)

◆心臓は1日に何回くらい収縮してるの?

 心臓が縮んだり大きく膨らんだりするのはずっと休まずに血液を送り出したり、受け入れたりしなきゃいけないからなんだね。
 でも一度も休まずに動き続けてるってなんだかとっても大変。
 心臓の筋肉の大きさって握りこぶしくらいの大きさしかないのに、やっぱりすごい!

 そうだね、心臓の筋肉は私たちが生きていく為に休むことなく収縮を繰り返して体中に栄養や酸素を送り届けてくれているんだね。
 心臓の収縮は幾つかの段階に分かれていてね、だいたい1分間に収縮する回数は60回〜140回くらいになるんだよ。
 だからね、のんびりと過ごした一日であっても、心臓は約10万回くらい収縮をしている。
 1日だけでも約10万回、膨らんだり縮んだり、これを毎日毎日繰り返しているんだね。

※心臓は1日で約10万回程度の収縮を繰り返す

 10万回ってなんだかすごすぎてよくわかんない。でもねドクター。眠っている時も心臓って動いているでしょ?
 腕とか足の筋肉って眠っている時は動かないのに、どうして心臓はずっと動いてくれるの?

 ポンちゃん。とても良いところに気がついたね。
 心臓の筋肉はね、体の他の筋肉とちょっと違った筋肉になっているんだ。では心臓の筋肉の構造についてお勉強してみよう。

◆右心室・右心房・左心室・左心房の4つの部屋で構成

 心臓の構造はね、まず右側と左側の大きなポンプに別れているんだよ。2つのポンプと言ってきたのはこの右側のポンプと左側のポンプの2つのポンプがあるということなんだ。

 この2つのポンプはねそれぞれ血液を送り出す出口(動脈)と血液を受け入れる入り口(静脈)があってね、それぞれ各部屋に分かれて仕事をしているんだよ。(心臓の構造図参照)

右心室・右心房・左心室・左心房の図

 右側のポンプには血液を肺へ送り出す部屋(右心室)がひとつ。そして体を回ってきた血液を受け入れる部屋(右心房)がひとつ。

 同じく左側のポンプには血液を体中へ送り出す部屋(左心室)がひとつ。そして肺を回ってきた酸素がたっぷりの血液を受け入れる部屋(左心房)がひとつ。

※心臓は右心室(うしんしつ)・右心房(うしんぼう)・左心室(さしんしつ)・左心房(さしんぼう)の4つの部屋で構成されている

 そして、この「4つの部屋の壁」のほとんどは心臓にしかない「心筋(しんきん)」と呼ばれる筋肉で構成されているんだよ。

 しんきん?

 そう心筋。
 この心筋はね、とても丈夫でとっても強い筋肉でできている。どんなにたくさん動いても疲れて動けなくなくなってしまうことはない筋肉なんだ。
 手や足の筋肉は動かそうとすると動くよね。でも心臓の筋肉は動かそうとしなくても自分自身の中にある仕組みで動いているんだよ。
 これは、脳から「心臓くん動きなさい!」という命令が出なくても自分のちからで動くことができる筋肉であるということが何となく見えてくるね。
 だから、たとえ心臓の持ち主である本人が眠っていたとしても心臓はとまらない。
 このように意識をしなくても働いてくれる筋肉を総称して「不随意筋」と呼んでいる。
 不随意筋は心臓の筋肉を構成する心筋だけでなく、心臓と同じように無意識で活動を行なってくれている体の中の多くの内蔵にかかわる筋肉にも多く存在しているんだよ。

※心筋は意識をしなくても動く筋肉であることから不随意筋(ふずいいきん)に分類される

 そっかぁ、心臓の筋肉は心筋でできているから自分で動いてくれるんだね。だから眠っている時だって動いていてくれているんだぁ・・・・
 心筋さんありがとう!