心臓の仕組みと働きの解説

心臓の仕組みと働きの解説。心臓の大きさってどのくらい?一生の間に心臓が動く回数は何回くらい?

◆心臓の仕組みと働きの解説(もくじ)

◆一生の間に心臓は何回くらい脈を打つの?

 心臓の大きさって結構小さいのに、毎日休まず動き続けているんだね。心臓ってえらい!

 そうだね、心臓は産まれてからずっと毎日、毎日休むことなく動いている。ポンちゃんが眠っている時ももちろん心臓は休むことなく動いているんだよ。
 ちなみに人間は乳幼児の頃は1分間に90回〜100回くらい。
 小学生くらいの時期は80回〜90回くらい。
 そして大人になると1分間に60回〜70回くらい心臓のポンプが動いているんだ。
 人間の心臓はね、産まれてから亡くなるまでの一生の間に何と約30億回も脈を打っていくんだよ。

※一生の間に心臓のポンプが打つ回数は約30億回程度

 えぇ!30億回も打つの?心臓ってとっても体力があるんだなぁ…
 ねぇドクター。心臓ってさ、体の中のポンプの役割があるんだよね。
 ポンプで血液を体中に送り届けたり、あと「酸素」をからだに運んだりしてるんでしょ?

 うん、ポンちゃん良く知っているね。心臓は体中に血液を一気に送り出す為に、2つの強力なポンプを持っているんだよ。
 では次は心臓の役割についてチェックしていくことにしよう。

 は〜い!

 心臓の一番の役割はね、体中に血液を送り届けること。ではなぜ体中に血液を送り届ける必要があるのだろうか?
 ここで心臓の最大の役割である酸素の運搬(うんぱん=運ぶこと)という役割が出て来るんだよ。

※心臓は2つの強力なポンプを持っている

◆心臓の最大の役割は肺と協力して行なうガス交換

 人間の体はね、細胞(さいぼう)と呼ばれる「たんぱく質」を主体とした小さな小さな組織がたくさん集まってきて体を作っているんだ。

 そしてこの細胞はね、「酸素」「栄養」がないと生きていくことができない。

 だからね、この細胞が元気に活動できるようにする為に、全身の細胞に酸素や栄養を常に運びこんであげないとけないんだよ。

 呼吸をすると、たくさんの酸素が体内に入ってくるよね。この吸い込んだ酸素を全身に送り込む為には、全身の細胞につながる通路が必要になってくるよね。

 体の中でこの酸素を運ぶ通路にあたるものが「血管」と呼ばれる文字通り血の管、血液の通り道のことなんだ。

 なるほど〜!じゃあ心臓は血液に上手に酸素をのせて体中に酸素を届けているんだぁ。

 そうだね、心臓はこの血液を上手に使って酸素を運んだり二酸化炭素を回収したりしてるんだよ。
 尚、このように酸素と二酸化炭素の運搬や交換を行うことを「ガス交換」と呼ぶんだ。

※酸素と二酸化炭素の運搬や交換を行うことをガス交換と呼ぶ

ガス交換(イラスト図)

 この血液のガス交換は「肺循環」と呼ばれるサイクルで行われていて心臓と肺が協力しあって行なう最大の役割のひとつでもあるんだよ。
 心臓は大動脈から血液とともに身体中の細胞に酸素を送り届け、細胞は酸素をしっかりと受け取り逆に二酸化炭素を血液に回収してもらっている。
 血管の色が赤く見えたり青く見えたりするのは、実際に酸素でいっぱいの血液は鮮やかな赤い色をしていて、細胞から回収した二酸化炭素が豊富な血液は青黒い色をしているからなんだ。
 尚、身体中から回収された二酸化炭素は心臓の大静脈から心臓内へ運び込まれて、肺動脈から肺へ送り込まれ、肺の中では肺胞と呼ばれる組織が二酸化炭素を吸収して酸素を送り込んでいる。
 この肺胞をによって行われるガス交換で青色の血液は鮮やかな赤色に戻り、こうしてまた酸素で満たされた血液は肺静脈から心臓へ届けられて、心臓は再び大動脈から全身へ血液を送り込む作業を繰り返しているんだ。

 肺と心臓はとても仲良しで、とっても重要な働きをもっているんだね。