冠動脈の場所・働きの解説

冠動脈と心臓の病気。心臓への酸素供給のメカニズムの解説。

◆冠動脈の場所・働きの解説(もくじ)

◆脳や心臓は大量の酸素を消費する

 大動脈の根元部分から冠動脈が出ている。そして冠動脈は心臓にエネルギーを送り届けてくれいる。これで心臓が元気に活動できる意味が何となくわかってきた気がするな。

 そうだね、実際に心臓は休まずに動き続ける必要がある為、とても大量の酸素を消費する筋肉でもあるんだよ。
 また心臓と同じように休むことなく働き続けている組織には「脳」がある。
 脳は心臓と同様に休まず動き続けている組織だけど、脳と心臓は人体の組織の中でも特にたくさんの酸素を必要とする組織なんだ。
 その為、この冠動脈からの酸素の補給はとっても大切であることがわかるね。

 冠動脈ってえらい!

※心臓は大量の酸素を消費する

◆心臓を包み込むように広がる冠動脈「回旋枝」と「前下行枝」

 冠動脈は大動脈の根元から2つに分岐して心臓を覆うように血管が包んでいるんだよ。

 この2つに冠動脈は心臓の右側向かって分岐した冠動脈を右冠動脈、左側に分岐した冠動脈を左冠動脈と呼ぶ。

 また、この左側に分岐した左冠動脈は更に2つに分岐して「回旋枝(かいせんし)」「前下行枝(ぜんかこうし)」に枝分かれしているんだよ。

心臓・冠動脈の図

 冠動脈は心臓の表面部分にたくさん広がっているんだぁ。

 そうだね、心臓を包み込むように広がる冠状動脈の先端部分は「心筋」と呼ばれる筋肉の壁の内部に入り込んでいて酸素やグルコースを心臓へ送り届けているんだ。

※左冠動脈は「回旋枝」と「前下行枝」に枝分かれする