腎臓の仕組み・構造・働きの解説

腎臓の構造・働きの解説。腎臓の大切な役割とは?機能が低下する原因とは?

◆腎臓の構造・働きの解説(もくじ)

◆腎臓は1日に約ドラム缶1本分(100リットル程度)の原尿を作り出している

 腎臓と言えばやっぱり真っ先に思いつくのはおしっこだよねぇ。腎臓が僕たちの体の中でおしっこを作っていることぐらいは僕だって知ってるよ。

 そうだね。腎臓は毎日大量のおしっこ(尿)をせっせと作ることが最大の役割。
 実際に成人の場合は1日に約800ミリリットル〜1200ミリリットル程度の尿を毎日膀胱からおしっことして体外へ放出しているんだ。

 そんなに多くのおしっこを作るなんて腎臓も大変だね。

 いやいや、腎臓が作り出しているおしっこの元となる「原尿」の量から言うと、1日に大きなドラム缶一本が満タンになるほどの尿をろ過しているんだよ。
 私たちが目にすることができる「おしっこ」の量は腎臓の働きで濾過された水分の中でもまだまだほんのわずかな部分でしかないんだよ。

※腎臓は1日に約ドラム缶1本分(100リットル程度)の原尿を作り出している

◆腎臓は血圧のコントロールという重要な役割も担っている

 腎臓の大切な役割は、体内に必要な栄養素以外の不要な水分や廃棄物を尿として対外へ排出すること。
 そしておしっこ以外の役割としては、血圧の調整という重要な役割も同時に果たしているんだよ。
 血圧のコントロールという働きでは血圧が上昇気味の場合、腎臓はナトリウム(塩分)成分を体外に排出するように働き始める。
 腎臓の働きによってナトリウムが排泄されると血圧は減少し安定してくるという仕組みになっているんだよ。

【腎臓は血圧をコントロールする】
※腎臓は血圧を上昇させる要因となるナトリウムの排泄量をコントロールすることで血圧の調整を行っている。

 もし血圧が低くなってしまった場合は腎臓はどうやって血圧を調節しているの?

 うん、血圧が低下したケースでは腎臓から「レニン」と呼ばれる酵素を排出し、今度はナトリウムの排泄量を減らすことで血圧を上昇させて安定を図る仕組みとなっているんだよ。